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倉本 展行教授クラモト ノブユキ

所属

薬学部 薬学科

専門分野

神経科学一般|薬系衛生、生物化学

キーワード

神経細胞、認知症

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プロフィール

出身 和歌山市
子どものころの夢 研究者または教師
休日の過ごし方 2時間ハイキング
やっていた部活 吹奏楽部

自分の特性に合った「なりたい」を大事に

子供の頃はおもちゃの機関車を分解したり組み立てたりして楽しみ、誰かに何かを説明して理解してもらえるのも楽しいなと思っていました。だから将来は研究者か先生になりたいと漠然と思っていました。が、薬学部に進学しました。薬剤師はくすりの反応を理解し、患者さんにその効果をわかってもらう職業だから、という理屈だったと思います。しかし、薬剤師になったものの結局、臨床で勤務せず、大学院に進んで研究に没頭し、大学の先生になりました。専門職の資格を生かす道は1つではありませんでした。みなさんにもいろんなことに挑戦し、可能性を広げ、それぞれの特性にあった職業に就いて活躍してほしいです。

脳の健康も長生きの秘訣

脳にある神経細胞同士のネットワークに電気信号が駆け巡ることで、私たちの記憶が作られ、心が動き、行動が決まります。神経細胞は20歳頃から1日に約10万個ずつ脱落します(死にます)。単純計算すると100年で約40億個が脱落します。脳全体の数%とはいえ、思い出せない、身体がうまく動かせないなどの症状がゆっくりと進行します。また神経細胞の脱落はストレスで促進され、心の病気の原因になります。私たちはストレスに強い、または健康な神経細胞を維持するための研究を行っています。この研究を通し、認知症の予防や進行抑制、脳梗塞後の後遺症や精神疾患を少なくすること等に繋げたいと思っています。

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